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高専からの「編入」ってなに? 東大にいけるって本当? 経験者が解説!

高専生なら「編入」という言葉を聞いたことはあると思います。

ですがその詳しいシステムなどは分からないという人が多いと思います。
また、高専を目指している中学生やその保護者の方なら、なおさら分からないと思います。

高専」についてもよくわからないよ、という人は「高専」についてまとめた記事がありますのでご覧ください。

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そんなよくわからない高専からの「編入」とはなにかについて編入経験者が解説していきます。

目次

「編入」とは? 簡単に言うと・・・

就職する学生が多いイメージのある高専ですが、およそ4割程度の学生は進学を選びます。

進学には大きく2つの選択肢があります。

その1つが大学への「編入」になります。

もう1つの選択肢として「専攻科」への進学がありますが、これについては別記事にて詳しく解説しています。

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編入」に話を戻します。
大学の3年次(まれに2年次)に進学することを編入といいます。
進学先の大学では普通の大学生と同じように勉強することになります。

「編入」についてもうちょっと詳しく

大学の3年次に進学すると言いましたが、多くの場合、編入学試験と呼ばれる各大学が用意している試験を受けて入学することになります。それぞれの大学で数名~20名程度の枠があります。
編入学試験は高専5年生の夏ごろに実施されます。

入学後は普通の大学生と全く同じ学生生活を送ります。小中学校での転校がイメージしやすいかもしれません。

また、編入のシステムを用意しているのは工学部を主とした理系学部に限られます。

高専生が選ぶ進学先大学

高専生が選ぶ進学先はどんな大学なのでしょうか?

実は国立大学が主に選ばれます。
東京大学、大阪大学などの名門大学も人気です。
これは実際に見た方が分かりやすいと思いますので、
東京高専(東京都)、府大高専(大阪府)の進学先を見てみましょう。

まずは東京高専です。

大学名人数
長岡技術科学大学9
東京農工大学8
豊橋技術科学大学7
東京工業大学4
山梨大学4
東京都立大学3
金沢大学2
三重大学2
名古屋大学2
その他(専攻科含む)40
参照:東京工業高等専門学校令和2年度本科進路状況

次に府大高専です。

大学名人数
大阪府立大学10
長岡技術科学大学6
大阪大学4
豊橋技術科学大学3
東京大学2
神戸大学2
滋賀県立大学2
東京工業大学1
北海道大学1
その他(専攻科含む)21
参照:大阪府立大学工業高等専門学校2020年度進学状況

難関大学ばかりで驚かれたのではないでしょうか?

さらに、進学で有名な明石高専の進学先を見てみましょう。

大学名人数
大阪大学16
和歌山大学6
東京大学5
豊橋技術科学大学5
九州大学4
神戸大学3
東北大学2
筑波大学2
京都大学2
その他53
参照:明石工業高等専門学校令和2年進学状況

なんと、16%が大阪大学、30%が旧帝大に進学しています。

また、長岡技術科学大学豊橋技術科学大学の人気が高いです。
この2校は一般高校からの入学もできるのですが、
高専からの編入を目的に設置された大学であり、毎年300人程度が高専から編入しています。

長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学は知名度こそないですが、就職先、研究力は有名大学に引けを取りません

「編入」のメリット

難関大学に進学できるのも編入のメリットですが
他にはどんなメリットがあるのでしょうか?

メリットの1つ目は、複数大学を受験できることです。
通常、大学受験は、私立大学をいくつか受験し、国公立を受ける場合は大学を1つに絞って受験することになります。

ですが、編入試験は大学ごとに別日程なので、試験料を気にしなければいくつでも受けることが出来ます
東京大学&京都大学&大阪大学のように受けることもできます。

5~10校程度受験するのも普通で、有名大学に入りやすくなっています。

メリットの2つ目は、推薦入試があることです。

難関大学でいえば、北海道大学、九州大学など様々な大学で推薦入試が実施されています。
枠こそ少ないものの、試験なしで編入できることは大きなメリットです。

「編入」のデメリット

デメリットの1つ目は編入勉強が大変なことです。

難関大学への編入を目指す場合は高専の勉強だけでは進度が追い付かないので、自分で勉強を進めることが必要です。

デメリットの2つ目は大学によっては高専の時に比べて就職先が悪くなる可能性があることです。

高専は就職が強い学校ですので、そこそこの大学に編入した場合、就職先の選択幅が狭まる場合があります

「編入」のまとめ

いかがでしたでしょうか?

難関大学にも編入できるということで驚かれたと思います。
ここには載せていませんが学校によってはさらに特殊な編入もあったりします。

高専に進もうと考えている方は進路を決定される際の参考にしていただければと思います。

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